ホワイトソックス、約5年ぶりの単独首位|121敗の球団は2年でどう生まれ変わったか

現地6月10日、ホワイトソックスがブレーブスを2-1で下し、ア・リーグ中地区の単独首位に立った。開幕直後の一時的な首位を除けば、地区優勝した2021年シーズン以来、実に約5年ぶりの首位浮上である。4連敗中だったガーディアンズ(37勝33敗)を勝率で上回り、0.5ゲーム差での逆転だった。

「メジャー史上最悪」からの再建

このチームの低迷ぶりを思い出してほしい。2024年は41勝121敗——近代メジャーのシーズン最多敗戦記録を更新する歴史的惨敗だった。続く2025年も60勝102敗と2年連続100敗。それが2026年、6月の時点で36勝31敗(勝率.537)と勝ち越し、首位に立っている。再建が形になるまでわずか2年弱だ。

立役者①:村上宗隆の20本塁打

打線の核は、今オフ加入した村上宗隆だ。57試合で20本塁打・41打点・OPS .938は、ア・リーグ本塁打ランキング2位(1位はアルバレスの22本)。打率.240ながら四球44を選び長打率.560を誇る打撃は、長年スラッガー不在に泣いたシカゴ南側のファンに「待っていた4番」の姿を見せている。

立役者②:エースに化けたデービス・マーティン

投手陣ではデービス・マーティンが9勝2敗・防御率2.41。勝利数はア・リーグ1位タイ、防御率も同2位と、文字通りのブレイクシーズンを送っている。78.1イニングを投げてローテーションの軸として君臨し、再建期に積み上げた若手投手陣の成長を象徴する存在だ。

本物のレースはここから

チーム 勝敗 勝率 ゲーム差 直近
ホワイトソックス 36-31 .537 2連勝
ガーディアンズ 37-33 .529 0.5 4連敗
ツインズ 31-38 .449 6.0 1連勝

とはいえ首位とガーディアンズの差はわずか0.5ゲーム。地区全体に抜けた強豪がいないからこそ、6月の貯金がそのまま9月の生命線になる。121敗から2年——シカゴ南側の夏が、久しぶりに意味を持ち始めた。

最新の順位は順位表ページ、ホワイトソックスの詳細成績はチーム詳細ページで毎日更新している。

※成績・順位は現地6月10日終了時点。データ: MLB Stats API

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